ストレスで限界…休職したい人が試すべきこと



ストレスによる精神的な症状

 

 

前項はストレスによる身体の症状についてでしたが、ストレスによる精神的な症状も心配です。精神的な症状、引き起こす病気の代表が「うつ病」です。

 

いつも気分が落ち込む、憂うつ感がある、趣味や興味、楽しみが持てない、睡眠障害がある、イライラする、疲労感、無気力など、とにかく不調になります。2週間以上もこうした症状が続くなら「うつ病」が疑われます。

 

似たものとして「パニック障害」もあります。こちらでは、突然激しい動悸や息切れ、発汗、頻脈が起こります。

 

更には、自分はこのまま死んでしまうのではというような強い不安、恐怖も感じてパニック発作が起こります。こうした発作を繰り返すと、予期不安や状況に対する広場不安も感じて、うつ状態になっていきます。

 

「適応障害」もやはり同様に憂うつ感、不安、動悸、ふるえなどがでる行動障害が起こります。

 

いずれにしても、ストレスを受け続けて溜め込んでいると、とんでもない重大な病気につながってしまう恐れがあるのです。我慢しなければならないと思いがちですが、それではなく、まずはストレスの原因となっている要素を減らす工夫をして、これ以上ストレスを溜め込まないように、その都度上手に解消していくことが非常に大切です。次項からはストレスの解消法について述べていくことにします。