ストレスで限界…休職したい人が試すべきこと



ストレスによる身体の症状

 

 

ストレスによる身体の症状、引き起こされる病気について説明します。まずは「自律神経失調症」です。症状としては全身の倦怠感や偏頭痛、動悸、不整脈、手足のしびれ、めまい、不眠、吐き気などです。

 

そして、コルチゾールによる体重増加(肥満化)です。コルチゾールの脂肪蓄積作用の他にも、食欲抑制ホルモンが減少するので過食にもつながります。高血圧や糖尿病、脳卒中も引き起こしやすくなります。心臓病、過換気症候群の恐れもあります。

 

過換気症候群は、突然、呼吸がしにくくなり、手先もつって、気が遠のいていくような症状のことです。肺や呼吸器系の病気ではないのに、こうした症状が起こります。

 

胃腸障害もよくある症状で、胃十二指腸潰瘍や過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、心因性嘔吐など、慢性化している人も少なくありません。メニエール病ではめまい、立ちくらみなどの症状が出ます。

 

更には、ストレスによって記憶を司る脳の海馬がダメージを受けるので、記憶力が低下するという症状もあります。脱毛症もストレスの影響から引き起こされることがあります。それはストレスによって身体が常に緊張状態になってしまう場合は、頭皮が固く、血行不良になっているので、栄養が充分にゆき渡らずに、頭皮トラブルや脱毛につながるからです。